窓の作り方(基本編)

このページで紹介している窓の作り方は、スライド式の窓だったり採光窓を作る場合にも応用できると思います。サイズを変えるだけで様々な窓が作れるので、玄関脇に採光窓を入れたりしても可愛いお家ができると思います。
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1.プラ板をカットする
透明プラ板を作りたい窓のサイズでカットします。
四辺を木の棒にはめ込みますので、サイズをきっちり作りたい時は2mmくらい余裕をもたせます。
0.5mm厚の透明プラ板を使用
2.プラ板をはめ込む棒に溝を彫る
プラ板の周りに加工棒をはめ込みするため、棒に溝を彫ります。
ヒノキ4*4*900の加工棒を使用
彫刻刀やカッターなどで溝を彫っても大丈夫だと思いますが、溝がV字型になりプラ板が外れやすくなります。上の写真で紹介している溝は、厚さ0.7mmの切断砥石で溝を彫りました。そうするとコの字型に溝が彫れるのでプラ板をはめても安定感が出ます。
プロクソン切断砥石(No.28810)を使用
3.四辺に囲む加工棒をカットする
加工棒に溝を彫り終わったらプラ板を囲む加工棒をカットします。
まずは左右の2本のみカットします。その時、プラ板の長さプラス棒の厚さを入れた長さにします。(例:プラ板60mm・加工棒厚4mm角なら64mm)最後の工程ではみ出た部分をカットするので心配なら多少長めにカットしておいて大丈夫です。
左右の2本をはめてから上下の棒もカットします。
上の写真のように、左右の棒を差し込み(まだ接着しません)上下の棒もカットします。このとき左右の棒の間に上下の棒が入るような形になりますので、間の長さを測ってカットしてください。
下の写真が四辺全てカットした状態です。
4.ボンドで接着する
溝にボンドを注入しプラ板をはめ込み接着します。この時1辺ずつ行うと窓がゆがむ原因にもなりますので四辺とも一緒に接着し固定します。角が90度になるよう下に正方マスが書かれた定規やカッター板があると便利です。
※写真はわかりやすいよう立ててますが、寝かせたまま接着します。
5.はみ出た棒を削って平らにする
左右の棒の長さを少し長めにしていたので、四隅が90度になるように削って完成です。ボンドが乾かないうちに作業をすると窓がゆがむ原因になるので、しっかり乾燥されてから行うとよいです。
この記事で使った材料と工具
- 透明プラ板 0.4mm厚
- 木工用ボンド
- ヒノキ4mm角棒
- カッター
- 定規
- ヤスリ
- プロクソンミニルーターMM100(No.28525)
- プロクソン切断砥石(No.28810)
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