栄養成分/こめの種類 ※「めし」は炊飯後の状態 ※()内の数字は炊飯前の値 |
白米(100g当たり) | 玄米(100g当たり) |
---|---|---|
バリン | 159mg (389mg) |
174mg (422mg) |
イソロイシン | 105mg (256mg) |
112mg (274mg) |
ロイシン | 210mg (512mg) |
230mg (560mg) |
スレオニン(トレオニン) | 88mg (215mg) |
103mg (251mg) |
リジン(リシン) | 92mg (225mg) |
108mg (262mg) |
メチオニン | 63mg (153mg) |
70mg (171mg) |
フェニルアラニン | 138mg (338mg) |
145mg (354mg) |
トリプトファン | 36mg (89mg) |
38mg (93mg) |
ヒスチジン 現在は、成人も必須とされている |
67mg (164mg) |
79mg (194mg) |
※この比較表は、日本食品標準成分表をもとに作成しました。
今回、発芽玄米と玄米と白米の栄養成分を調べている流れで
必須アミノ酸の比較もしてみようと思い、上のような比較表を作ったのですが…
「こめ(炊飯前)」と「めし(炊飯後)」とで、
こんなにも必須アミノ酸の量が変わってしまうものかと
改めてマジマジと見比べてしまいました。
体内で作られない「必須アミノ酸」の栄養成分ですが、
ほどんどが半分以下になってしまうというもの。
あれ?でもちょっと待てよ??
こめは「生米」だし、めしは「ごはん」ですよね?
炊飯時には、お水を入れて炊くので当然重さが変わります。
生米のまま食べちゃう人は、そうそう居ないでしょうから(笑)
ってことは、そもそも「こめ」と「めし」を同じ「100g」で
比較すること自体がおかしな話になりますね~^^;
じゃあ、実際に食べる量で計算すると
「どうなるんだろう?」ってことで計算してみます!
(社)日本精米工業会では1合=約150gと定義されているようなので、
お米1合を150gで計算することにします。問題は、炊き上がった後のごはんの重さ。
調べたらお米屋さんが書いているブログに
炊き上がった後の重さを計算できる式が載っていました!
(参考:ヤハタこめ屋さん → 掲載ページへ)
Q1.1合のお米を炊くと何グラムのごはんになりますか?
A.品種にもよりますが、お米1合は約150gです。
これを普通に炊くと、できあがりはおよそ340gになります。
一般にお米からご飯への換算には、次の計算式が使われます。ご飯(重量)=お米(重量)× 2.2~2.3
1合(150g)のお米は炊いてご飯にすると約340g(2.27倍)になります。
茶碗に軽く盛った量が約100gらしいということと、
だいたい1日で食べきる量が1合くらいだと思うので、
1合を炊いた時の量をそのまま比較してみることにします。
こめの栄養成分が100gに対してなので、それぞれに1.5倍(約150g)。
めしの栄養成分も100gに対してなので、それぞれに3.4倍(約340g)で
計算し直しました!
さてさて、結果はいかほどに!?
続きは、後日更新します。すみません…^^;
[追記] 計算し直した表はこちらです。
⇒ 1合分で計算!玄米と白米の必須アミノ酸比較表(こめ・めし)
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